16日の夜、山梨県のブドウ農家さんから「山田さん、大変なことになった。山梨県の施設果樹は壊滅的な打撃だ。」との連絡を受けました。早速、農林水産省時代の後輩で、県の農政部長にメールで事態をそのまま伝えました。彼も、週末は県庁に詰めてはいたようですが、県内の事態把握は車も動かない中で十分に出来ていないようでした。
山梨県のハウスぶどうの被害の全容が明らかになり、NHKのニュースとして流れたのが20日(木曜日)でした。今の時代でもこれだけのタイムラグが出てしまうことを改めて認識すると同時に、県外の人々には被害の様子も、その大きさもリアルにはなかなか伝わって来ない限界を感じざるを得ませんでした。
山梨県ではハウス栽培を行っているのはより熱心にブドウ栽培を行っている農家が多いそうです。その人たちが今回の豪雪では一番大きなダメージを負ってしまったわけです。
山梨県でもこのような雪の経験は歴史上初めてともいわれる中、先の東日本大震災もそうですが、災害への備えはし過ぎてし過ぎることはないと思うと同時に、「南岸低気圧」、「ブロック高気圧」といった気象の状況についてもより勉強が必要だなと痛感しました。
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