今年は梅雨明けが遅く、肥大はしているものの、着色の進みが遅い状況になっております。
このことについて相談件数が増加しておりますので、今回は着色促進及び軟化防止に適する資材と使用方法をご紹介いたします。
まず、着色促進には「DiNAプロリン1号」と「色一番E」を使用します。落果防止剤に加用し散布して下さい。希釈倍率は共に1,000倍です。それでも効果が出難い場合は7~10日後に再度散布して下さい。
<軟化防止に効果を発揮する資材>
落果防止剤を散布すると軟化するとの話を耳にします。それを防止する役目があるのが実は海藻資材「ケルパック66」なのです。倍率はここは750倍です。1回の散布で効果が期待出来、葉も力強く立ち上がります。
今年は落果防止剤にDiNAプロリン1号、色一番E、ケルパック66を加用しお試し下さい。
2020.8.4 青森営業所
つがるに1回散布しましたが、確かに葉の立ち上がり、色づきはじめが確認されました。ただし、散布後の高温傾向の継続(9月に2回も猛暑日を観測)によって気温の低下がなく、着色は苦しい状況、かつ日焼け傷害に悩まされました。次年度はつがるでは2回散布とこかげの利用を前提とした処理を検討しています。
投稿情報: 福眞睦城 | 2020年9 月14日 (月) 05:53
福眞様
散布いただき有難うございます。
本年は暑さも尋常ではなく、りんごも糖の蓄積も不十分で着色には圧倒的に不利な年であると思います。
来年はぜひ複数回散布と日焼け防止のための「こかげ」の散布をご検討願います。
引き続き宜しくお願い致します。
ブログ管理者より
投稿情報: ブログ管理者 | 2020年9 月14日 (月) 11:23