このたびの東北地方太平洋沖地震の犠牲者の方々のご冥福をお祈りしますとともに、今なお寒い中、被災後の厳しい状況にある皆様方に心よりお見舞い申し上げます。
昨日もある集まりで、こんな話が出ました。日本に来た外国人が、駅やお店などの照明が煌々としている夜の明るさに驚くのだと。私たちは無意識のうちに、そういった異常な明るさを当たり前のものとして、何の不思議も、おかしさも感じなくなっているのでしょう。
リサイクル社会、エコ社会というのを否定するつもりはありません。しかし、我が国では廃棄物自体が出ないようなモノの売り方を考えることを極めずに、リサイクルビジネスを肥大化させてしまったようです。
環境問題の根源は何かを問うことこそが、今求められているのであって、ルールや有料化は根本的なごみ減量にはつながらない。ルールを守ればいい、環境負荷の少ないエコ製品を買えばいい、という言い訳を得ることによって、大量生産、大量消費、大量廃棄という現実は何も変わっていないのではないか。
地球の自浄能力を超えた汚染物の排出をしないこと。
今回の地震をきっかけにまず自分から考えていかなくてはと思っています。
コメント