今年は梅雨明けが遅く、肥大はしているものの、着色の進みが遅い状況になっております。
このことについて相談件数が増加しておりますので、今回は着色促進及び軟化防止に適する資材と使用方法をご紹介いたします。
まず、着色促進には「DiNAプロリン1号」と「色一番E」を使用します。落果防止剤に加用し散布して下さい。希釈倍率は共に1,000倍です。それでも効果が出難い場合は7~10日後に再度散布して下さい。
<軟化防止に効果を発揮する資材>
落果防止剤を散布すると軟化するとの話を耳にします。それを防止する役目があるのが実は海藻資材「ケルパック66」なのです。倍率はここは750倍です。1回の散布で効果が期待出来、葉も力強く立ち上がります。
今年は落果防止剤にDiNAプロリン1号、色一番E、ケルパック66を加用しお試し下さい。
2020.8.4 青森営業所
7月11日、12日と宮城県大崎市で行われたエコファーマー全国交流会に参加しました。
今回の大きな目的は、交流会2日目現地視察において、弊社の水稲用流し込み液肥
「どばっとやって終わり」の流し込み実演を行うことでした。
当日は、市内の約1.2haの水田において3つの水口から説明も交えながら、水口一か所当たり、
製品3~4箱(1箱20kg)を順番に流し込み、それぞれ5分弱という短時間で作業を終えました。
これには、水田のオーナーの農家さんからも従来の真夏の追肥作業から比べれば労働負担は
十分の一以下!という嬉しいお言葉も頂戴しました。
流し込みから17日後、圃場を再度訪問したところ、葉色のばらつきもなく、順調に生育している
ことが確認出来ました。収穫を楽しみに待ちたいと思います。
火曜日の日本農業新聞に「農業・農村の未来」をテーマに、安倍首相夫人とタレント壇蜜さんの対談が掲載されていて、興味深く読ませていただきました。特に壇蜜さんはするどい人だなあと思います。壇さんは農業新聞をよいしょしているのではなく、時代をよく捉えていると思います。
気になった言葉は、・「生産、作ることがいま一度見直されていくのではないでしょうか。大切に育まれた果物が消費者に宝石のような存在として認められ、そのために農家が頑張って仕事をする時代が来ると思います。」・「最近は、農産物を作る過程に消費者の共感・感動が広がっています。農家が希望を見いだせるような道ができていくと期待しています。」
・「若者はたぶん、現実にはありそうでないものを求めているんだと思うんです。」・「グローバル化の真の姿は、他国の市場と競争することではなく、「地域独自の文化やなりわいを世界に広げ、お互いの存在を守ること」ではないでしょうか。」
皆さんはどう感じられますか?
我が国農業も新たな局面へ進む中、コスト削減も避けては通れないものと覚悟しております。
その中で例えば稲作であれば、生産費に占める割合のうち、肥料・農薬代の倍以上を占めるのが
「労働費」です。夏の過酷な追肥作業を「革命的」に短時間で終える流し込み液肥を開発しました。
一町歩の田の追肥は通常二時間位かかるものですが、僅か5~10分で処理できる優れものです。
晴々しない日本農業に少しでもお役に立てることを願っております。
平成29年 正月
代表取締役 山田 靖史
今月26~28日に第11回目の放鳥が行われ、雄雌併せて18羽のトキが野生下に放たれました。さすがに11回目となると、ニュースの扱いも小さくなりますが(笑)
2008年の第一回目の放鳥に向け、佐渡の農家の方々やJAの方々と共に、有機肥料の普及に頑張って来た身としてはとても感慨深いものがあります。
そんな佐渡の今を伝える「旬を行く、路線バスの旅」(BS-TBS)が今晩20時から放送されます。ぜひ、ご覧ください。
2014年9 月30日 (火) | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
5月12日、気象庁は冷夏につながるエルニーニョ現象が今夏発生して秋まで続く可能性が高いと発表しました。これにより北海道や東北地方で、気温が平年を下回る確率が4割程度あるといいます。
これらの地域では水稲農家さんなど特にそうだと思いますが、低温・日照不足などによるイモチの発生等に十分対策を取る必要がありそうです。
2014年5 月13日 (火) | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今朝、日本農業新聞を見ていたら今夏の天候についてのコラムがありました。
タイトルは「今から心配 夏の気候」。同コラムによれば、今夏は平常の状態が続く可能性もあるが、エルニーニョ現象が発生する可能性の方がより高いと見込むということのようです。エルニーニョ現象が発生するとご存じのとおり、日本付近では太平洋高気圧の張り出しが弱くなり、低温、多雨、寡照となる傾向があるようです。
最新の気象予報に注意する必要があるようです。
2014年4 月 5日 (土) | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
最近とみに農にもデザインが必要だなあと思っています。そのような時、皆さんもお聞きになったことがあると思いますが、「グッドデザイン賞」のHPを見ていると新潟県三条市における、とある農にまつわるプロジェクト(「畑の朝カフェ」)がグッドデザイン100に入っているのが目に留まりました。(http://www.g-mark.org/award/describe/40555)
農家さんの作る果物が味わうことが出来、農作業の体験も出来るというのは結構事例はあると思いますが、そこにはデザインを意識した空間があるところが他との違いなのだと思います。地域の活性化にも大いに役立つでしょう。
新しくスタートしたNHKの連続テレビ小説「花子とアン」でも山梨県のブドウ畑の風景などが美しく、行ってみたくなる雰囲気を醸し出しています。
こんな場所が全国あちこちに出来るといい!と思います。
2014年4 月 1日 (火) | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)